読書好きによる超・勝手要約ブログ

読書好きで年に100冊は小説、参考書、新書などを読みふけっています。その中で、特に良かったものを勝手に自分なりの解釈で要約していきます。多少の誇張、誤解釈はご容赦ください。

サピエンス全史

今さら感があるかもしれませんが、

 

サピエンス全史 

 

について要約していこうと思います。

 

 

サピエンス全史 上下合本版 文明の構造と人類の幸福

サピエンス全史 上下合本版 文明の構造と人類の幸福

 

 

人類種には、現人類の祖先(ホモ・サピエンス)以外にもたくさんのホモ属がいました。
実はその中には200万年以上生存した種族もいたと言われています。
でも今は我々の種族しか残っていません。
ではなぜ我々の祖先は生き残れたのか?
その答えは「3つの革命」にあります!

 

まず1つ目は「認知革命」です。
簡単に言うと「フィクションを伝え信じ込める力=想像力」
このおかげで、他の人類種以上に協力しあうことができました。

 

よく勘違いされるのは、ホモ・サピエンスは、他のホモ属の後に出てきたと思われがちですが、他のホモ属と同じ時代を生きています。そして、他のホモ属の方が、知能や体力は上でした。なので、普通に考えれば、他のホモ属の方が生き残りそうなものです。

 

しかし、そうではなかった。想像力があったことにより、みんなと協力ができたのです。それにより、生存競争に勝ち残ることができたのです。

 

宗教なんかもここからきているんでしょうね。神様を信じて、みんなと行動するみたいな。

 

よく、この本を読んだ上司なんかは、ここをよく切り取って、ホモ・サピエンスは、みんなと協力して、生存競争を乗り切った。私たちも、協力して業績を上げていこう、みたいな。

 

 

 

2つ目は「農業革命」です。
農業より狩猟の方がカッコイイですが、狩りの結果は常に不安定…
安定した収穫が見込める農業を発展させたからこそ、大集団で定住化することができたのです。

 

でも、この結果として、かがんで作業を強いられることから、人類は腰痛に悩まされることになったそうです。腰痛持ちの人は、カンカンですかね。でも、そのおかげで、獲物を追い掛け回さなくても良くなり、不安定なその日暮らしをしなくてもよくなったのだから、まぁ、よしとしましょう。

 

 

その3つ目は「科学革命」で。
「私達は無知なんだ…」と知ることで、知識=科学を求めて行くことができました。
その結果、今のテクノロジー社会が出来上がりました。

 

哲学の話として、無知の知がありますね。ソクラテスだったか、その弟子のプラトンだったか?

科学を求めて行く結果として、今私たちが暮らす現代の社会になったというわけですね。

 

 

まあ、ざっと読んだ感じではこんな感じですね。詳しく読めば、どのように他の地域に進出して行ったのか、字を発明したこと、お金を使い出したこと、などなどありました。だいぶ省略です。

 

次回は、この流れで、ホモ・デウスに行ってみようと思います。